【開示請求】知らない間に個人情報が見られてないか調べてみた件。

知らない間に個人情報見られてるかも!?
行政書士あやな

まさおくんは自分の個人情報がいつ・どこで・誰に開示(または請求)されているのか気になったことはない?

まさお

うーん、確かに気になったことはあるよ。パッと思いつくのは住民票とか戸籍とかかな?
そういう事件も聞いたことある気がするし…

行政書士あやな

そうだよね。最近は個人情報の取扱もかなり厳しくなってはいるのだけど、身近なら役所にある自分の情報って、実は勝手に取られる事もあるのかなって心配する人もいると思うんだ。

まさお

心配は心配だけど、そんなの調べることできるの?

行政書士あやな

できるよ。「保有個人情報開示請求」というのだけど、今回はその制度を少し紹介するね。

目次

保有個人情報開示請求とは?

市区町村によりやり方や制度は違う場合があると思いますが、窓口で本人確認を行って(運転免許証等の提示)住民票などの一部の請求履歴情報のみ、過去1年以内の請求件数を口頭で教えてくれます。

個人情報の請求履歴を調べた理由。

私がなぜ個人情報の請求履歴について気になったかと言うと、仕事柄、個人情報を取り扱うことが非常に多いからです。

個人事業主になったり会社を立ち上げると、広告宣伝などで自分の名前や会社名を売り込んだりしますし、会社であれば履歴事項証明書(会社の住民票みたいな書類)に社長の住所は公開されます。
(履歴事項証明書は委任状なしで誰でも取れます。ネットでも見ることが出来ます。)

また、弁護士・司法書士・行政書士などの士業と言われる仕事をしている人は、「職務上請求書」という特別な用紙を使えば、委任状なしに住民票や戸籍なんかを取り寄せることが出来ちゃうんです。(業務を円滑にするためです)

もちろん、職務上請求書で不正な請求は一切できませんが、いろんな場面を見ていると「自分の個人情報は大丈夫かな?」と思い、確認と知識のために調べて、実際に請求してみました。

実際にやってみた。

ちょうど用事があり役所に行く用事があったので、窓口で「過去の請求履歴を知りたい」と伝えると、案内してもらえました。

行政書士あやな

こんな感じの紙に簡単に記入したよ!

住民票の発行履歴を請求するための用紙

必要事項に記入して調べてもらうことができました。

直近1年の請求件数のみ口頭で教えてもらい、特に怪しいものはなく安心して帰りました。

案内していただいたのは、『もし不審な点があり、詳しく知りたい場合は「個人情報保護条例」による保有個人情報開示請求ができます』とのことでした。

個人情報保護条例による開示請求になると、申請して1ヶ月前後はかかるそうです。

経営者や、特に女性なら気になる事もあるのでは?と思います。

そんなに難しい手続きではないので機会があれば調べてみてもいいかもしれません。

まとめ。

まさお

特に経営者は個人情報が漏れやすいから大変だね。

行政書士あやな

そうだね!
会社の謄本に関しては、ネットの閲覧の場合飲のみ住所は非公開になるかもしれないという話は耳にしているけど、個人情報には気をつけないとだね。

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