【ものづくり補助金】平成30年予算1000億円!2次公募始まりました

最大1,000万円ものづくり補助金とは?

こんにちは!横浜市の行政書士宮城彩奈です。
今回はものづくり補助金のご案内です。平成29年12月、経済産業省・中小企業庁は2017年補正予算「ものづくり補助金」に1,000億円を計上し、3年ぶりに「ものづくり補助金1万社支援」を復活させると発表しています。(2016年度補正予算での採択件数は6157件、2017年度補正1次公募では17,275社のうち、9,518社採択され、1次公募で前年度比約1.5倍に増えています。)
2016年度の補正予算では約700億円だったのが、人手不足や働き方改革に手を打つために2017年度は300億円アップさせるというものです。1次公募は4月27日に終了していますが、2次公募は8月3日から公募が始まり、9月10日が締め切りになっています。あわせて、「経営革新計画」「経営力向上計画」「先端設備等導入計画」「地域経済牽引事業計画」の承認が下りる(申請中含む)と加点がありますが、早めの準備が必要です。今の時期から準備しておく事で、締め切り間近で慌てることなくスムーズな申請が出来ると思います。

目次

ものづくり補助金って何?

ものづくり補助金は中小企業・小規模事業者を対象とした、経営力・生産性を上げるための革新的サービスの開発・試作品開発・生産工程の改善に取り組む設備投資を支援するための補助金です。

補助対象事業と補助率

革新的サービス・ものづくり技術
一般型 補助上限:1,000万円
補助率:2/3以内
設備投資:必要
小規模型 設備投資のみ 補助上限額:500万円
補助率:2/3以内
設備投資:必要
試作開発等 補助上限:500万円
補助率:2/3以内
設備投資:可能(必須ではない)

今回は「第四次産業革命型」という上限金額3,000万円のコースは廃止され、新たに複数の中小企業が連携する「民間データ活用型」を創設し、200万円の上乗せがあります。(例えば、5社の連携だと1,000万円の支給)
また、スマートものづくり応援隊などの専門家活用に補助上限額を30万円引き上げます。

平成30年7月の豪雨により被災された地域の方は。

平成30年7月の豪雨により被災された事業者の方、間接的な被害がある事業者の方(岡山県、広島県、愛媛県、岐阜県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県、高知県、福岡県に所在する企業)は、罹災証明書の写し等により被災後の財務状況によって審査上不利を受けないよう配慮し、優先採択とすると発表しています。

IT導入補助金も予算アップ!

2016年度予算100億円だった、中小企業・小規模事業者のIT導入やクラウドサービスの導入を支援する補助金「サービス等生産性向上IT導入支援事業」にも500億円を計上します。

気になる採択率は?

ものづくり補助金は300億円アップ・IT導入補助金は400億円アップしています。
2016年度の採択率は39.6%、2017年度1次公募では55%でした。1次でかなり多く採択した印象があるので、残りの予算の関係上、2次公募は厳しくなるのではないかと予想しています。
ですが、ものづくり補助金・IT導入補助金は目玉政策なので、おすすめです。補助金は時期が合わないと応募できませんので、お早めに専門家へご相談ください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次